KVK KM336 故障の原因と修理部品 [KM336 故障の原因と修理部品]
■ KVK KM336 故障の状況
この記事では、KVK KM336 の故障や不具合の原因と
交換するための修理部品について、説明します。
修理部品の耐用年数は、概ね、10年間ほどです。
① レバーハンドルの破損
上下左右に動かし、水とお湯のバランスを調整したり
水の出る量を、調整したりします。
この部品を、レバーハンドルといいます。
この部品が壊れて使用できない場合は、新しい部品と
交換する必要があります。
② 水漏れ、止水不良 レバー操作が硬い
一般住宅でも、10年間で10万回以上の
上げ下げの動作が、繰り返されているといわれる
シングルレバー混合水栓。
心臓部分である、カートリッジが
動いているわけですが、10年くらいすると
経年劣化で、水漏れを起こすことがあります。
さらに、数万回の上げ下げを繰り返すと
動きの滑らかさが失われ、動きが硬くなることがあります。
そのような故障には、カートリッジの交換が
必要となります。
③ 本体継ぎ目からの水漏れ
KM336 には、吐水口(水が流れるパイプ部分)が
左右に稼動するため、この部分に上下2本の継ぎ目ができます。
内部部品のパッキンが劣化すると、この継ぎ目から
水漏れを起こすことがありますので、交換が必要です。
④ 吐水口が、折れてしまったり、穴が開いたりした
水が流れるパイプ部分の部品のことを、吐水口と呼びます。
この吐水口は、破損することは少ないですが、まれに
ピンホールという、ごく小さな穴が開いてしまい
噴水のように水が出てしまう場合があります。
あとは、お鍋やフライパンなどの重いものを
上から落としたりすると、折れてしまうこともあります。
両方のケース共に、交換が必要です。
⑤ 水がきれいに出ない、網が抜けてしまった
網が腐食したり、水圧を受け続けると
先端の部品から、網が抜けてしまうことがあります。
10年来、交換することのない部品ですので
水道水と混ざった不純物が、網をふさいでしまうと
水がきれいに出ずに、荒く出てしまうこともありますので
両方のケースで、交換が必要です。